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第150回芥川賞・直木賞の著者って認知度あるの?
 新年あけましておめでとうございます。1月に初っ端から文学界のお祭りの一つである芥川賞・直木賞の発表が1月16日に行われますね。この二つの賞と本屋大賞が唯一、全国放送のニュースなどで取り上げられる文芸作品の賞だと思います。
 候補作の著者たちの知名度は受賞後かなり上昇します。もちろん東野圭吾さんや道尾秀介さんのように、受賞前から既に知名度がある人も候補に選ばれます。個人的には文芸作品が大好きな人には知られていても、世間的には「誰だよ」って言われる人がスポットライトを浴びることがこれらの賞の醍醐味だと思います。
 
 代表的な例が田中慎弥さんです。インタビューでの「もらっといてやる」発言で炎上マーケティングに大成功しましたが、もともと純文学の世界では有名な作家でした。ちなみに受賞後に売上が伸びるかどうかは、継続的にメディアで取り上げられるかが重要だと過去の実例から感じます。
 西村賢太さんの風俗発言や桜木柴乃さんのゴールデンボンバーTシャツが典型的なパターンです。ネットでバズるだけではなく、主要なメディアまでもがその言動に注目し報道しました。テレビの時代は終わったと言われていますが、視聴率5%でも600万人くらいにリーチするのでその影響は大きいです。
 
 さて今回の第150回芥川賞・直木賞の候補作の著者の知名度は、受賞前の現在どれだけあるのか気になったので、いつも通りmixiリサーチのただのやつで100人にランダムに聞いてみました。

男性:65人 女性:35人
20代:7人 30代:22人 40代:32人 50代:27人 60代以上:12人

 いつも通り男性が多く、40代以上が多いサンプルとなっております。まあこればっかしはただのサンプルなので文句はいえません。いつかはちきりんさんみたいにフォロワーを増やして、googleドキュメントでアンケートをやってみたいもんです。

 さてまずはスタンダードに芥川賞・直木賞の候補作の著者の知名度を聞いてみました。赤く塗った上の5人が芥川賞の候補者、青く塗った下の6人が直木賞の候補者です。
 テレビに多く出演しているいとうせいこうさん、キャリアが長い姫野カオルコさん、鴨川ホルモーやプリンセストヨトミなどが映画化されている万城目学さんらが比較的認知度が高いという結果になりました。

 さて続いて年齢別の著者の認知度のデータです。20代と60代以上に関しては母数が少ないのでグレーアウトしました。そしてによって差がある著者に関しては、高い年代を赤、低いものを青に塗りました。個人的に意外だったのは、いとうせいこうさんって30代の認知度が一番高いこと。50代くらいと思っていました。
男女別のデータに関してはそんなに大きく差がなかったので、省略させていただきます。


 次は雑誌・マンガを除いた一か月の読書量別の認知度のデータです。直木賞候補作の著者は読書量の差によって、大きく認知度が変動します。毎月3冊以上読書をする人に関しては母数が14人なのでなんともいえないですが、明らかに認知度が違います。
 個人的に好きな柚木麻子さんは3冊以上のわりと読む層から認知はされていますが、他のグループからの認知度は低いです。ぜひとも直木賞を受賞して有名になっていただきたいものです。

 続いては著者の認知度ではなく、どれだけ候補作が読まれているのかのデータです。中には文芸誌にしかまだ掲載されていない作品もあります。伊東潤さんの「王になろうとした男」が今回のパネルの32%の人が読んでいるという結果にかなり驚いています。


 続いてQ1の分析にも使いましたが、今回のパネルが月に何冊程度本を読むか聞いてみました。驚くべきことに月に0冊という人が52%も占めるんですね…。私の友人でもほとんど読まない人がいて驚愕でした。
 1月16日の第150回芥川賞・直木賞の受賞後一週間頃にまた同じアンケートを取り、受賞者の認知度がどのように変動するかチェックしていきたいと思います。


twitterやってます @john615hkt

 


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201401041032
芥川賞・直木賞VS本屋大賞
 文学界のお祭りと言えば芥川賞・直木賞だ。しかしながら、それに迫る勢いで有名になってきている文学賞が本屋大賞だ。2013年の本屋大賞では「海賊とよばれた男」で受賞した百田尚樹さんの発言が話題になった。「直木賞よりも素晴らしい」賞だと本屋大賞を評価した。
 この本屋大賞は書店員が自ら候補作を読んで、選ぶという方法をとっている。それに対して直木賞・芥川賞は、作家を中心とした選考委員が料亭での選考会で決定される。本屋大賞の方が読者目線の賞と言える。
 
 では実際のところ直木賞・芥川賞、本屋大賞の受賞者の認知度などに違いがあるのか、どれだけ読まれているのか違うがあるのか気になったので、いつも通り100人に聞いてみた(無料の限度)。

男性:63人 女性:37人
20代:3人 30代:22人 40代:47人 50代:22人 60代以上6人

 いつも通り男性が多めで、40代以上が70%を占めるパネルを利用。まあこのパネルだとどうしても若い人に人気がある作家の認知度は低くなるので、そこは注意してデータを見ていただけたらと。

 まずは直木賞・芥川賞の受賞者の割り付けなしの認知度。上の赤く塗った人が過去4回(5人)の直木賞受賞者。下の青く塗った人が過去4回(5人)の芥川賞受賞者。比較的に純文学よりも大衆文学を扱った直木賞受賞者の認知度が高い傾向がある。

 続いて男女別のデータ。全体が100人で女性が37人のパネルなので、完全にこの結果を鵜呑みにすることはできない。赤く塗った方が男女別で認知度が高い作家、濃い赤で塗った人は男女で認知度の差が大きかった作家。なんとなくわからんでもない気がする。歴史小説は男性ファンが多いし、朝井リョウさんの場合女性目線のストーリーに長けている。

 では年齢別だとどうだろう。10代と60代はあまりにも母数が少ないので(実際他も本当はダメだが)、グレーアウトしている。30代~50代でもっとも認知度が高かったグループを薄い赤で塗っている。気になったのは直木賞・芥川賞共に最新の受賞者は30代の認知度が一番高いこと。最新のニュースに対して敏感な年齢なのかもしれない。


 続いてじゃあ、作家の名前を伏せた上で、受賞作を読んだことがあるのかどうか。前門と同じく上5人が直木賞作家、下5人が芥川賞作家。黄色く塗っている作品は、読んだことがある割合が、作家の認知度を上回ったものだ。
 この黄色く塗られた4人は受賞作が注目されたが、「この作家の作品を読みたい」という理由で読まれていない傾向がある。タイトルこそ有名だが、作者の名前はパッとでてこないことは、小説に限った事ではないのでしょうがないが、ロイヤリティーが高いファンをつける必要性がある。


 最後に最新の本屋大賞受賞者の認知度調査。一目瞭然だと思う。圧倒的に直木賞・芥川賞の受賞者よりも認知度が高い。リリー・フランキーさんに関しては俳優、絵本作家など小説家としての仕事以外でも有名なので別格だ。
 東川篤哉さんは「謎解きはディナーのあとで」の作家だ。ドラマ、映画と好調だったためタイトルは知っているが、作家の名前は覚えていないという人は多いという結果に。佐藤多佳子さんも「一瞬の風になれ」という大ヒット作があるが、同じような傾向に。
 
 無料のインターネット調査のため、3問しか作れないので本屋大賞受賞作が実際にどの程度読まれているかわからないが、直木賞・芥川賞よりも割合が高い傾向にあると予想される。直木賞作家の朝井リョウさんも「本屋大賞は欲しい」とトークショーで語っていた。まだ権威としては直木賞・芥川賞の方が高いが、影響力的には負けているのかもしれない。その他にも多くの文学賞が乱立しているが、それぞれどのような立ち位置で選考していくか明確にしていく必要がありそうだ。


 

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