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2013年6月に読んだ本
2013年に読んだ本:61冊
6月に読んだ本:7冊

 
 平日はあまり読めず、土日に読書。月7冊といつもより少なめだけど、何冊目標とか決めたら楽しくなくなるので、マイペースに読んでいく!!

「ニキの屈辱」山崎ナオコーラ
 著者のデビュー作である「人のセックスを笑うな」以来の待望の恋愛小説。人気写真家ニキのアシスタントになったオレは、一歳年下の傲慢な彼女に心をひかれていく。そしてやがて公私ともに振り回されていき…。第145回芥川賞候補作。個人的にいつかは山崎ナオコーラさんに芥川賞受賞してほしい。

「男友達を作ろう」山崎ナオコーラ
 男も女も異性の友達がやっぱり必要なのは間違いない。男女の友情は成り立つのかという議論はおいといて。それは恋愛からの逃避というわけでは決してないはずだ。著者がお笑い芸人、大学生、ミュージシャン、写真家などなど男たちと対談し、それをエッセイにまとめた一冊。

「え、なんでまた」宮藤官九郎
 クドカンワールド炸裂のエッセイです。正直言ってくだらない、でも笑える。現在大ヒット中の朝の連続テレビ小説「あまちゃん」のエピソードがてんこ盛り!!子供とのエピソードを笑える。

「男と点と線」山崎ナオコーラ
 いまもどこかで、世界のどこかで男女が出会い、そして別れている。世界中を舞台にした6つの恋と友情の短編集

「なんらかの事情」岸本佐知子
 第23回講談社エッセイ賞を受賞した「ねにもつタイプ」から6年たって発売された最新エッセイ集。翻訳家の彼女のエッセイ集は人生にとって1ミリもプラスの作用を起こさない。でもクスっと笑えます。

「空の冒険」吉田修一
 こちらも世界を舞台にした短編集および、ANAの機内誌に掲載されていたエッセイが収録されていた一冊。現在映画「さよなら渓谷」が公開されている著者の作品の中では割と読みやすい部類に入る。

「わたしは妊婦」大森兄弟
 妊婦さんは幸せの象徴、そう思っている人は多いのでは?妊婦が周りにいる全ての人に読んでほしい一冊、特に旦那さんはぜひぜひ。あなたのその優しさは正解?


山崎ナオコーラさんの本おそらく全部読んだんじゃないかと。これで全部読んだことがある作家さんは綿矢りさ、朝井リョウ、窪美澄に続いて4人目!!次は柚木麻子さんを揃える、あと二冊。

 
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201306302310
コンプライアンス 服従の心理
 観終わったあとに後味の悪い映画というものがこの世の中にはある。それは=面白くない映画という訳ではない。その多くは映画を通して何かを訴えたい、伝えたい、そういう気持ちがこもっている作品だ。例えば『それでも僕はやってない』や『さまよう刃』などがそれにあたる。観ていて気持ちのいい作品ではないが、メッセージは伝わるし、評価もされる。本作もそういう映画にあたる。
 
 本作はアメリカのマクドナルドで実際に起きた事件を基にしたものだ。忙しい金曜日の夜に警察を名乗る電話で「店員の少女が盗みを働いている。捜査に協力してほしい」と聞かされた女性店長が、電話の命令に従って少女を裸にしてしまう。
 
 「現実的にこんなこと本当に起こるの?」と思われるかもしれない。ただこの事件はアメリカで多くの州で行われており、その構造は日本の「振り込め詐欺」に大きく似ている。誰にでも起こりうる出来事の教訓となる映画になるだろう。
 
 私たちはどうしてこういった事件に引っかかってしまうのだろうか?。倫理や規範にのっとって行動することが現代社会では求められている。どこの会社もコンプライアンス、法令遵守と大きな声で謳っている。マジメな店長は自分より上の立場の指示だと信じた電話に逆らえず、疑うことなく従ってしまう。「みんながそうしてるから」と場の雰囲気を感じ取る、いわゆる「空気を読むこと」が求められる風潮も事件を引き起こす一因なのかもしれない。
 
 こうした事件の被害者にならないようにするためには、言われたことを素直に受け止めるだけではなく、少し客観的に物事を見て、疑う心が必要だ。マジメな人ほどこの映画を観てほしい。この世の中は正直に溢れているわけではないのだから。
映画公式サイトはこちらから
実際のニュース映像はこちらから



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201306301628
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