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野心のすすめ
 小学生が将来なりたい職業に異変が起こりつつある。昔は圧倒的に人気だったプロ野球選手が、今ではサッカー選手に逆転されつつある。そしてもう1つ特筆すべき点がある。小学生が将来なりたい職業に“サラリーマン”がランクインしている。
 
 中学生ならまだしも、小学生は誰しもが「自分はプロ野球選手になれる」、「医者になれる」などなど夢を脳内ワンダーランドで描いてもいい時期だ。やがてわかる自分の社会での立ち位置に絶望する前の期間だ。
 
 小学生が将来に希望を持てなくなりつつあるので、それ以上の世代はなおさらだ。公明党が選挙ポスターに、「安定は希望です」というキャッチコピーを推しだしているところにも時代を感じる。
 
 本書はそんな身の程を知り、自分が定められたカーストの範囲内で行動することを美徳する日本社会で、野心を持ち、保持し続けることを提唱する。野心を持ち続けることは簡単ではないはずだ。失敗したらただのイタイやつになってしまう。ただ著者は言う。
「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、やらなかったことの後悔は日々大きくなる」
 
 著者は大人気作家の1人、林真理子。中学生時代はいじめられており、就職活動は40社全敗に終わり、お金もコネも資格もないどん底の状態から人生を切り開いてきた経験を持つ。そんな彼女が持つ言葉には重みがある。
 
 林真理子はコピーライターとしてある程度有名になったあと、処女エッセイ「ルンルンを買っておうちに帰ろう」がヒットし、積極的にテレビ出演する。野心を隠さず、悪口や陰口をものともせず、エゴを貫き通す。「空気」という形のない支配力囚われることがない。
 
 その結果が今の林真理子である。行動しなければ何も変わらない。行動することは時に苦しい。むしろ苦しいことの方が多い。居心地がいい環境にいた方が当然楽だが、そこからの飛躍はない。何かに挑戦したいけれど、最初の一歩を踏み出せない人に読んでほしい新書だ。


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201307141148
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