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自分のことくらい好きでいたい
中学生、高校生の頃よく聞くセリフがあった。
「あの人自分好きだよね」
 とりわけ女子の会話に、このセリフは登場する気がする。中学生、高校生という一番中途半端な精神年齢の動物は、自分を好きであることが罪であるかのように生きている。
 
 自分が好き=自分に欠点がなく、完璧であるかのように捉えている気がする。悩みもないし、完璧と思っているイタイやつと周りに思われている。
 
 どんなにご尊顔が整っているレディーも、可愛いと褒められると謙遜しなければいけないし、「あの子の方が可愛いよ」っていうセリフをオウム返しで放つ必要がある。そうしなければ女子というカースト社会で生き残っていけないからだ。
 
 一方で男子は「自分好き」って言っている人に対して寛容的だし、肯定的だ。部活にしても、ファッションにしても、勉強にしても、何か一生懸命やっている人や自分のスタイルを貫いている人に対して憧れを持っている気がする。もちろんそのベクトルが奇妙だとダメだが(久しぶりに会った友人がハリーポッターの衣装のような服を着て、待ち合わせ場所に来たときは萎えた)。
 
 直木賞作家の朝井リョウのデビュー作「桐嶋、部活やめるってよ」では、映画部に所属し、学校のカーストでは最下層に位置する前田に、カーストのトップランクに位置する宏樹が嫉妬する。一生懸命なことをやっている人ば眩しくみえる。
 
 自分が自分のことを好きで悪いかと思う。少なくとも私はそう思う。自分のことが大好きだ。世の中で少なくとも、自分のことを好きな1人いると思うだけで楽になれる。たとえそれが自分だけだとしても、世の中は少しだけ明るく見えるはず。


 
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201307172139
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