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幅書店の88冊 あとは血となれ、肉となれ。
 私は本を読むことが好きだ。別に無理することもなく、一年間に百冊を軽く超えるペースで読んでいる。そしてこれだけ読んでいると決まって言われることがある。「えらいね」の一言だ。
 
 本を読むという行為が映画を観る行為と違って「えらい」行為と捉えられる理由は二つあると私は考える。一つは受動的にではなく、能動的に進めていく必要があること。映画の場合、勝手に映像が流れていくが、本の場合自ら頭の中で物語や著者が伝えたいことを組み立てる必要がある。
 
 二つ目は今まで読みたくない本を読まされてきたからだろう。国語の時間の本、大学の課題図書、会社で上司に無理やり薦められた本などなど読みたくもないし、自分にあっていない本ばかりが周りに溢れている。
 
 ではいかにして自分にあった本を探したらいいのかを本書の著者であるブックディレクターの幅弁孝さんは教えてくれる。幅さんは本屋さんのプロデュース、大学の生協の書店、病院や企業の図書スペースなど本が置いてある空間を作り出す本のプロだ。
 
 無理に本らしい本、例えば小説を読む必要はなく、一人ひとりが興味のあるコーナーに行き、面白そうな本を選ぶという気軽な感覚でいい。本書ではマンガからアートブック、写真集、ノンフィクション、小説と幅広いジャンルの本88冊が紹介されており、本を選ぶことの楽しさが伝わってくる一冊になっている。
 
 著者は巻頭で本には「良い本」と「悪い本」はなく、自分に「あう本」と「あわない本」しかないのではないかと投げかけている。私はそれに同意する。本書で紹介されている本を書店で手に取ってくれたら、著者にとってこんなに嬉しいことはない。あなたにピッタリとあう本が見つかりますように。



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201306222047
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