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星の数ほどある本から一冊を選ぶ奇跡
 本を読み終わって、映画を観終わって全く面白くなく、「時間もお金も返せ」って言いたくなることはよくある。最後の最後の大どんでん返しを期待して、途中面白くないなと思いつつも物語を薦めていったあげく、何も無かったときのショックは大きい。
 
 このショックに関して本と映画では前者の方がそのショックが大きい。その理由としては本と映画の物語の進め方の違いにある。映画に関してはただ映像を観るだけで受動的だ。それに対して本は自ら能動的に進めていく必要がある。だからこそ、本を読み終わり満足の行くラストを迎えられなかったときのショックは映画を超える。
 
 あまり本を読みなれていない人にとっては、いくつかの読書の失敗体験だけで本=つまらないものと認識し、娯楽の候補として読書を脳内のリストからデリートさせる。ただわかって頂きたいのが、映画や舞台やその他の娯楽と同様に10割の打率で自分にあった面白い本に出合えるとは限らない。
 
 この打率を上げる方法としてはいくつかの方法があると思う。一番シンプルな方法としては、自らが本屋に行き、自分にあった本を探すということだ。しかしながら現在出版不況なのに、出版点数は増加しており、一つの本が店頭に置かれ返本されるまでのサイクルが短くなっている。だからこそ打率を上げるのはかなり難しい。
 
 次の方法としては新聞の書評やアマゾンのレビューなど、専門家や一般の人の意見を参考にすることだ。これに関してはある程度の参考にはなるかもしれないし、「この人がお勧めする本ならば間違いない」と言える書評家の方がいたらいい方法かもしれない。しかしながら他人は他人、自分は自分なので本の受け止め方にズレがあるのは否めない。
 
 最後に私がお勧めするのは本に詳しい友人に本を薦めてもらう方法だ。私は現在会社で読書好きとして知られ、常に複数の人から本のレンタルの依頼がくる。私は依頼主が今までどんな本を読んできて、どんな作家が好きかを軽くきく。これだけで、ある程度どの程度の難易度の本をお勧めしたらいいのかがわかってくる。
 
 しかしながらその質問だけで、その人にあった本をお勧めすることはできない。私はその人のライフスタイルは性格などを理解することによって、お勧めする本の精度が著しく上昇すると考える。どういう性格には、こういう本を単純にここで書ける話ではないが、相手との付き合いが深いほど、より貸した本の感想が良かったりする。
 
 何か本を読みたいけれども、何を読めばいいのかわからないっていうあなたは、読書好きな友人に声をかけてみるのが一番の近道かもしれない。
 
 最後に先日会社の同僚の中国人の女の子に、「facebookに山崎ナオコーラの本アップしてたでしょ。どれか貸してよ」と言われた。迷ったあげく「長い終わりが始まる」を貸したが、果たしてどうなることやら。山崎ナオコーラさんは誰にでもわかる言葉で、誰にもかけない文章を紡ぎだすセンス抜群の作家だが、物語の展開に派手さはなく、好き嫌いが大きく分かれがちだ。あまりいい感想は期待しないでおこう。

 
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201306252152
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