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サドル盗む馬鹿も出てくるわけだ。「東京自転車少女。」
 ゴリゴリの体育会系のスポーツマンガがある。「スラムダンク」、「巨人の星」、「はじめの一歩」、「弱虫ペダル」などがその代表格だ。スポーツの面もフィーチャーしつつ、恋愛も取り入れているのがあだち充作品だ。「H2」や「タッチ」などは恋愛的な要素が盛りだくさんだ。
 そして今回紹介する「東京自転車少女。」はスポーツの要素がまったくないマンガだ。ただただ可愛らしいキャラクターのハチャメチャなやり取りと、街中に潜んでいる面白さ・空気を掴む確かな視点で普通の、でも確かにある「日常」を切り取っている。
 
 都会にカ条な期待を抱いて上京した田舎育ちの少女・いるか、そして生まれ育った東京を嫌う少女・加藤。性格は対照的で、容姿もいるかは子供っぽく、加藤は大人びている。しかし二人はともに自転車への強いこだわりがある。
 ひょんなことから入部した「自転車天使部」で、先輩たちと共に練馬区を中心とした東京を散策し、「誰も見たことのない東京」を探す。
 
 舞台の練馬区は東京23区の中で最大の農地面積を有する。私も福岡出身で、地方出身として東京のステレオタイプのイメージはビル群が立ち並んでいる光景だ。しかし現実には「都会的ではない」部分が点在している。そんなギャップが本書を通して伝わってくることが楽しい。
 マンガに出てくる風景と同じ構図の写真、そしてその場所の案内図が収録されていることからリアリティーがある。著者が実際に自転車で取材しただけある。今後アニメ化もされ、より人気が出てきたら練馬区のいろいろな場所が聖地となるかもしれない。
 
 ゴリゴリのスポーツマンガもいいが、のんびりとしたこういうマンガもあっていい。読んでいて居心地がいいマンガだ。


twitterアカウント:@john615hkt

 
 
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201401202323
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