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コンプライアンス 服従の心理
 観終わったあとに後味の悪い映画というものがこの世の中にはある。それは=面白くない映画という訳ではない。その多くは映画を通して何かを訴えたい、伝えたい、そういう気持ちがこもっている作品だ。例えば『それでも僕はやってない』や『さまよう刃』などがそれにあたる。観ていて気持ちのいい作品ではないが、メッセージは伝わるし、評価もされる。本作もそういう映画にあたる。
 
 本作はアメリカのマクドナルドで実際に起きた事件を基にしたものだ。忙しい金曜日の夜に警察を名乗る電話で「店員の少女が盗みを働いている。捜査に協力してほしい」と聞かされた女性店長が、電話の命令に従って少女を裸にしてしまう。
 
 「現実的にこんなこと本当に起こるの?」と思われるかもしれない。ただこの事件はアメリカで多くの州で行われており、その構造は日本の「振り込め詐欺」に大きく似ている。誰にでも起こりうる出来事の教訓となる映画になるだろう。
 
 私たちはどうしてこういった事件に引っかかってしまうのだろうか?。倫理や規範にのっとって行動することが現代社会では求められている。どこの会社もコンプライアンス、法令遵守と大きな声で謳っている。マジメな店長は自分より上の立場の指示だと信じた電話に逆らえず、疑うことなく従ってしまう。「みんながそうしてるから」と場の雰囲気を感じ取る、いわゆる「空気を読むこと」が求められる風潮も事件を引き起こす一因なのかもしれない。
 
 こうした事件の被害者にならないようにするためには、言われたことを素直に受け止めるだけではなく、少し客観的に物事を見て、疑う心が必要だ。マジメな人ほどこの映画を観てほしい。この世の中は正直に溢れているわけではないのだから。
映画公式サイトはこちらから
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201306301628
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