スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告
----------
SNSのプロダクトライフサイクル
 上の図はgoogleトレンドを用いて、4つの言葉がどれだけgoogleで検索されたかを図式化したものだ。2011年頃に見られるピークを100として比べている。この4つの言葉はWEBサービス名を検索したものだが、それぞれ何か予想がつくだろうか?
 答えは日本を代表するSNSサービスだ。青のラインが日本を代表するSNS「だった」mixi。赤のラインで、前述した基準となるピーク値を叩き出したのがfacebook。緑が最近あまり利益が生み出せていないことが判明したtwitter。そして最後の黄色のラインが物凄い勢いで成長しているlineだ。
 
 ここで注意して頂きたいのがこれはあくまで「検索数」を元にした結果だということ。よって実際にどのくらい利用されているかは、この図と比べて乖離があることが考えられる。ただある程度各サービスがどの程度利用者に興味を持たれているのかわかるので、参考にはなる。

 話は変わるがプロダクトライフサイクルというマーケティング用語がある。これは商品・サービスには栄枯盛衰があることを意味し、その時期によって顧客の層が異なり、採るべき戦略が異なるということを示す。
 
参考:ダイアモンドオンライン「神は死んだ~プロダクト・ライフサイクル戦略の破壊力と問題点」
http://diamond.jp/articles/-/28549
 日本レコード協会の音楽ソフト種類別生産数量より作成したグラフを見るとわかりやすい。それぞれ大きさに差はあれど、山のような形のグラフを形成する。イノベーションや時代の変化によって、時代を築き上げた商品でもいずれは衰退してしまう。

参考:ITmedia情報マネジメント用語辞典「アーリーアダプター」
 http://www.itmedia.co.jp/im/articles/0502/24/news129.html
 なぜこのような山のような形になるかの理由として、ロジャーズのユーザー5分類がよく挙げられる。まず新しい商品が誕生したときに、真っ先に飛びつく人たちがいる。そのような人たちをイノベーターと呼ぶ。今でいうと3Dプリンターを購入している人たちがあてはまる。
 
 続いてアーリーアダプター、彼らはイノベーターほど冒険的ではないが自ら情報を集め、早い段階で判断をする。ここまでの二つのグループにまで商品が浸透すると、あとは自然と後のグループに広がると考えられている。特に現在だとSNSやインターネットの力によって、情報が広く・早く拡散する傾向にある。ちなみに現在だとスマートフォンを持っていない人がレイトマジョリティに分類されるかもしれない。

 話を戻して最初に紹介した日本で展開しているSNSのサービスについて考えてみよう。SNSのグラフと音楽メディア数推移のグラフを比べてみると、まずはその周期の長さに大きな違いがあることがわかる。
 例えばレコードを見てみると、生産の開始(導入期)から終了(衰退期)までの期間が1950年代前半から1990年代と40年間ほどの長さだ。30年以上持てばいい方と考えられるので、産業としてはかなり大きかったと考えられる。
 
 それに比べてSNSのプロダクトライフサイクルは寿命が短い。青いラインのmixiを見てみるとわかりやすい。2005年以前にサービスが生まれたが、2013年現在は既にかなり落ち込んでいる。2013年10月1日には14年3月期通期の連結最終損益が26億円の赤字になる見通しと発表した。資金繰りのことを考えると、このままのペースでいけばあと4,5年で寿命がくるだろう。
 
 一般的にイノベーターには若い人が多く、ラガードには高齢者が多い。私自身この現実を目の当たりにしたことがある。私は大学生の頃(2008-2012)、お世話になっている自転車屋さんのツーリングイベントにたまに参加していた。しばらく手紙などのアナログ的なやりとりが続いていたが、SNSを使って行こうという方針に切り替わった。
 そこでてっきりfacebookのグループが使われるのかと思ったら、なんとmixiでグループを作るという。その頃(2010年)は確かに大学生の間でもmixiからfacebookへと移行している時期だった。今ではmixiのアカウントを削除している人、凍結している人も多いが当時は3,4割くらいはまだ使っていた。
 
 それに対してSNSのレイトマジョリティ、ラガードの人たちはやっとその手のサービスを利用し始めたばかりだった。自然とそういう人たちは最初に本名で登録しないサービスを利用しがちなので、自然とmixiに流れていった。8万円の自転車から100万円以上の自転車と、わりと高級な自転車屋さんだったため裕福な40代以上の人が多かったので保守的な人が多かったのもあるだろう。
 
 ちなみにfacebookも既にユーザーがやや離れてきているという現状に悩まされている。特に若い世代のfacebookが海外では進んでいる。まだ日本ではfacebookが主流だが、何か大きなイノベーションがなかったり、新たなSNSが誕生したら、mixiのようになってしまうかもしれない。あれだけイキイキとしていたmixiが今潰れようとしている。Facebookもいつ寿命がくるのかわからない。
 
 WEBサービス、とりわけSNSでビジネスとして長期間利益を出し続けることは困難であり、もしかしたら不可能なのかもしれない。


 
別窓 | 思っちゃった | コメント:0 | トラックバック:0
201312280201
2013年8月に読んだ本
2013年に読んだ本:75冊
8月に読んだ本:3冊

 
 8月は2週間ほど国外に出張だったため、読んだ本はわずかに3冊。電子書籍だと嵩張らずに大量の本を持ち歩けるのは、旅行にはもってこいだと思いました。ただどうもまだ電子書籍の購入に踏み切れません、なぜかはわかりませんが。ちなみに新聞は朝日新聞デジタルを利用していますが、かなり便利です。

「雨宮まみ対談集 だって、女子だもん!!」雨宮まみ
 先月読んだ「女子をこじらせて」にて雨宮まみさんにハマって、即座にネットでポチっと購入したのがこの一冊。峰なゆかさん、湯山玲子さん、能町みね子さん、小島慶子さん、おかざき真理さん5人それぞれとのトークをまとめたものになります。

「東京ゲストハウス」角田光代
 「悪人」、「八日目の蝉」などで有名な直木賞作家、角田光代さんの青春小説。アジア放浪の半年の旅から帰ると、恋人は他の男と暮らしていた…。そんな僕は旅で知り合った女性の一軒家に転がり込む。そこは社会と現実との間のキャンプ地のような場所。
「東京ゲストハウス」に関する記事はこちらから

「初恋温泉」吉田修一
 長編も面白いが、短編集も面白いのが吉田修一さん。「日曜日たち」では見事な連作短編集を披露してくれる。「初恋温泉」では温泉を舞台とした短編が流れていく。不倫を重ねる同級生、親に嘘をついて初外泊をする高校生カップルなどなど五組の男女が日常を離れた舞台で自分の気持ち、相手の気持ちを汲み取る。

 あんまり読書の時間は多くないですが、読みたい本は増えていくばかり。積読がたまりまくっているので、9月は消化していきたいと思います。



別窓 | 思っちゃった | コメント:0 | トラックバック:0
201309012147
<<BACK | 本を肴に酒を飲む | NEXT>>
copyright © 2006 本を肴に酒を飲む all rights reserved. template by [ALT -DESIGN@clip].
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。